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花結い師TAKAYA

花結い師TAKAYA 

09.01.2010

今日ご紹介するのは、

花結い師TAKAYAさん。

 

ん?花結い師?

髪結いなら知ってるけど…

 

という方も多いはず。

それもそのはず、「花結い師」は、

TAKAYAさんがご自身でつくられた新しい職業だからです。

髪を結うように、花を結う。それが花結い師。

ほら、こんな感じで。

 

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人と花が一体になった独特のライン、ボリューム感、

まさに造形美ですよね。惚れ惚れしちゃいます。

イベントやファッションショー、

またウェディングでも人気が高く話題を集めるTAKAYAさんですが、

この見事な美しさは「花結い師」でないと生み出せないといいます。

な、なぜなんでしょう。

今日は、「花結い師」が生まれた理由、

そして「花結い師」の今後に迫ってみたいと思います。

 

 

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手からアイデアが湧き出る感覚。

29歳、新たな道へ。

 

現在、素晴らしい花結いで圧倒するTAKAYAさんですが

意外にも前職はコックさん。

なんと小学生の頃からの夢だったそう。

修行を積み、24歳で念願の店を構えたのですが、

次第に「自分が一生する仕事ではないかもしれない」と考えるように。

転機となったのは、趣味で続けていた写真でした。

「次は、女性の頭から花が湧き出ている写真をとりたい」

ふと思い立ったアイデアを実現するために、

材料を掻き集めて、女性の頭に花をつけていきました。

すると…

初めてなのにも関わらず、手からアイデアが湧き出す感覚。

ひとつ、またひとつと花を置くその手が、

置く位置、描くラインを分かっているかのよう。

「これだ!これを仕事にしよう!」

当時TAKAYAさんは29歳。新たな道のはじまりでした。

 

 

 

 

「ない」なら自分がやろうと思った。

 

仕事を売り込みに撮りためた写真を雑誌社に持っていくと

思いもよらない質問が待っていました。

 

「あなたはヘアメイクさん?花屋さん?どっちなんですか?」

 

実は、

花屋さんは頭に飾るパーツをつくるだけ、

ヘアメイクさんは、そのパーツを髪につけるだけ、

というのがそれまでの常識。

 

花を扱う者だと答えれば、

「花を持ってきたら帰ってください」と言われてしまう。

自分がやりたいのは、花を持ってきて、頭につけるまで。

何度か同じ質問を受けるうち、TAKAYAさんはひとつの想いを固めます。

 

分野がないのなら、つくってしまえばいい。

 

花屋でもなく、ヘアメイクでもない、

「花結い師」という肩書きをつくろう。

京都で何十年も続く髪結い師のような伝統的な仕事となるよう願いを込めて。

 

新たなワークスタイルへの挑戦。

TAKAYAさんは同時に、「花結い師」としての大きな夢も描きます。

それは、パリコレに出ること。

いつか自分の花結いで、一流ブランドのコレクションを彩りたい。

 

そうと決めたら、即行動。

スピードが命のファッションショーに対応できるよう、

素早い花結いの訓練をひたすら行います。

「花結い師」という新しい仕事、そしてパリコレへ。

TAKAYAさんの挑戦が始まりました。

 

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花結い師TAKAYAさん

 

 

 

草を分け、道をつくる。

先頭を走れば当然、風当たりも強い。

 

パリコレを目指し黙々と訓練を重なるTAKAYAさん。

とはいえ、「花結い師」という名前すら誰も知らない現実。

まずは「花結い師」の存在を知ってもらうことからと

東京・大阪でパフォーマンスを行うこと1年あまり。

ある日、ウェディングで花結いをやらないかと声が掛かります。

 

花嫁さんの人となりや要望をじっくりと聞いた上で、

その人が一番輝く花結いをほどこしていく。

何が起こるかわからない慌しい現場も、

夢のパリコレに向けて訓練し身につけたスピード感が活きました。

TAKAYAさんの花結いは、花嫁さんにも好評で、

次々とウェディングを手掛けることになりました。

 

しかしその一方で、突然現れた「花結い師」という存在は、

周囲の戸惑いを生む場面も。

仕事を始めた当時は、

「花結い?何それ?」と邪険に扱われることも少なくありません。

逆に、花結いの美しさを知った人の中には、

TAKAYAさんが提案したデザインを、無断で使用する人も出てきたり…

また、従来のフラワーアレジメントの慣習から、

斬新なパフォーマンスへの批判もありました。

 

心ない扱われ方や言葉の数々…

新しい分野を切り拓く道のりは、

決してやさしいものではないこと痛感するTAKAYAさん。

でも、TAKAYAさんは自分の道を信じて「花結い」を続けます。

誰もやったことのないものだからこそ意見が生まれる。

いいものだからこそマネをされてしまうんだ。

戸惑いながらも、さらなる高みを目指して精力的に仕事に取り組んでいきました。

 

「花結い師」が生まれて6年。

その新しい取り組みは、徐々にメディアにも取り上げられるようになり、

東京からもイベント出演のオファーが来るまでになりました。

さらに今年は、桂由美さんのグランドコレクションにも参加するなど、

「花結い師」としての道を築きつつあります。

 

 

 

 

「花結い師」という

ブランドを高めていきたい。

 

現在、スタッフを3人抱える「花結い師」の活動は、

ウェディング部門と、イベントやパフォーマンスを行うアート部門に分かれています。

相手に応えるウェディング部門と、自分の感性の赴くままに表現するアート部門。

相反する2つのジャンルをしっかりと意識分けを行い取り組んでいます。

 

しかし将来的には、ウェディング部門はスタッフが行い、

TAKAYAさんご自身は、夢のパリコレに向けて、「花結い師」のブランド化へ向けて、

アート部門を中心に活動する体制を築く予定だとか。

また広告などの異ジャンルにも挑戦したいと、

新たな「花結い」の幅を広げることにも意欲満々です。

 

自ら生み出した「花結い師」という仕事。

その可能性を切り拓くTAKAYAさんの挑戦は続きます。

 

 

 

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どうですか、「花結い師」!

ちょっと興味出てきましたか?

新しい仕事をつくり、実現・定着させる

TAKAYAさんの強いパワーに私も刺激を受けました!

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仲良くパシャリ。京都のアトリエで取材させていただきましたが、

TAKAYAさんのやわらかいお人柄とポジティブなお言葉に、とても元気をもらいました。

 

 

 

…っと、

今回はまだ終わりじゃないんですぜ。

最後に、どうしても紹介したいおまけコーナー。

その名も“TAKAYA流 夢の叶え方”。

いやぁ、この方やっぱり夢を叶えるパワーが違う。

夢を持つ諸君、見て損はなし!

次のページへゴー!

 

 

 

 

おまけのコーナー!

『 TAKAYA流 夢の叶え方』

 

 

1.夢を話す/目標は今の自分より高い設定をする

 

桂由美さんのグランドコレクションに参加したことは、

さきほどお話しましたが…

実はTAKAYAさん、

ウェディングの仕事を始めた時、

「やるなら頂点、カツラユミさんを目指そう!」という夢を掲げていたんです。

周囲の人に言っていたら、偶然つながりお仕事に結びついたといいます。

 

夢は言うべし。とTAKAYAさん。

もちろん努力なしには実現しませんが、

言うことで自分も頑張れるし、周囲の人が力を貸してくれることもあるそうです。

残すはパリコレ!これも叶ったらどうしよう!興奮しちゃう!

 

 

2.無理だと思う仕事もやってみる

なぜなら「絶対にプラスに返ってくるから!」だそうです。

1分でチェンジして!という無理難題をオーダーされた時もそう。

やってみるかと訓練したら、見事1分でのチェンジを実現。

今では、その技術が買われて仕事をいただくこともあるそうです。

ん~、わかっていても、なかなか出来ないことですよね。私も見習います…

 

 

3.固定概念をつくらない

たとえば、美術館に行くとき、

“何か持ち帰らなきゃ!”と構えてしまう人、けっこう多いのでは?(ドキッ)

TAKAYAさん曰く、

「何を感じたっていいんです。

“この額かっこいいなー”でも全然OK。

その場所に自分を置いてみて何を感じるか。

“美術館はこう見なければいけない”なんて縛りはないのです。」

なるほど、フラワーアレンジメントの経験がないからこそ

固定概念に縛られず自由な発想ができるというTAKAYAさんらしいお言葉。

新しいことをやるには、こういう柔軟な姿勢が大事なのかも!

 

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ほんと、こうやって書くだけなら簡単なんですけどね(笑)

これを実践し続けるってことは、けっこう難しいことだと思います。

頑張りましょう!

 

 

【今回ご紹介した方】

花結い師 TAKAYA

http://takaya-hanayuishi.jp/

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