ココロザシ勝手に応援団

フタバフルーツ  

03.10.2010

旬のフルーツを思う存分楽しめて、音楽とお酒に酔いしれるイベントがある。
なんと、主催者は果物屋さんらしい。

そんな噂を聞いてから、ずっと気になっていたのが
都立家政に店を構える「フタバフルーツ」。

創業 昭和16年。今は、三代目の成瀬大輔さんがお店を守りながら
フルーツの楽しみ方がもっと広がる企画をどんどんと生み出しています。

今回はそんな「フタバフルーツ」さんのココロザシをご紹介します。

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都立家政駅を降りると、フタバフルーツは目の前。

あまい、いい香りがひろがります。

お店では、二代目、成瀬勝浩さんと三代目、成瀬大輔さん
そしてお母様が迎えてくれます。

フタバフルーツ主催の「Viva La Fruits 」@ 表参道SMOKE

こんなに果物に囲まれるなんて、夢のよう!

海の家でのフルーツパーティも

常夏のフルーツがずらり

アパレルショップのレセプションや、音楽イベントなどもフルーツで盛り上げている。


果物の楽しみ方をもっと広げるワークショップ「フタバフルーツ研究室」

先日は、あまおうを使ったジャムづくりが行われた。


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なぜ、お店を持ちながらも
このような取組みをされているのか
早速成瀬さんにお話を伺いました。

果物の背景にある
生産者の「想い」を伝えたい。

果物が店頭に並ぶまでの背景には、生産者の美味しいものを
人々に食べてもらいたい、という想いがあります。
しかし、買い物時には値段が重視されることが多く、
中には、その果物がどのように実をつけているかを知らない、なんていう人もいます。

でもそれはあまりにも寂しい。ならば売り手である僕がフルーツの楽しみ方や、
生産者の想いを伝えられるようになろうと「Viva La Fruits」をはじめました。


「Viva La Fruits 」では、開催中フルーツを切らなさないように
心がけています。それは、来てくれた人みんなに
フルーツをもっと好きになって帰ってほしいから。

果物も、その日一番完熟した美味しいものを出せるように季節にあわせて考えます。
2月はいちご6種類の食べくらべをやりました。


また、第2、第4週の土日に出店している「Farmer's Market@表参道」では
安全で美味しいものをつくろうと頑張っている若い生産者たちと出会いがありました。


彼等の工夫や苦労、そして野菜や果物が食卓に並ぶまでの背景を伝えるために
「Viva La Fruits」や「フタバフルーツ研究会」に「Farmer's Market」で
出会った生産者の方に来てもらうこともあります。

果物の楽しみ方を多くの人に伝えるために、自らが出ていく。
そして果物に興味をもってくれた人が都立家政のお店に来てくれれば
こんな嬉しいことはないですね。

「お前のバックグランドは果物だろ」
その言葉で、自分を見つめなおした。

このような活動をはじめたきっかけは、仲間からの
「お前のバックグランドは、おじいちゃんの代から続く果物だろう」
という一言。果物屋に生まれて、果物と共に生きてきた意味を自分なりに考えました。


子供の頃から果物が傍にあるのが当たり前すぎて、
果物いっぱいの店内でもにおいを感じない、という成瀬さん

それまでは、店を継ぐこともはっきりとは決めておらず
カフェをやってみたいなと、カフェ学校に通っていました。
そこでも、真剣に飲食に取り組んでいる仲間から刺激を受けて
自分は果物でやっていくことを決意。そして「Viva La Fruits」をはじめたんです。
カフェ学校の同志や、ライフワークとしていたスノーボードやサーフィンで
出会った仲間達など、沢山の人が協力してくれて、開催することができました。


果物で何か場を盛り上げることができればと
色々なところに出張で果物を出すようになったそうです。


子供たちにも、色々な形や産地の果物があるってことが伝わっているはず。

ケーキ屋さんのような、
果物屋になりたい。


「この苺、美味しそうだけど
 1パックも食べられないなぁ」

そんな声を聞いて、一粒一粒ちがう苺を楽しめる果物屋が
あってもいいんじゃないか、と思うようになりました。
今の目標はケーキ屋さんのような果物屋になることです。
そのままの果物も売っていれば、カットされたものも売っていて
ショウウインドウで果物の変化を見ることができる。
そして、好きな量だけ買うことができるようにしたい。

さらに、果物の扱い方がわからない!という人のために
果物の楽しみ方を体験できるワークショップスペースもつくりたい。
果物は食べるのにひと手間かかるし、保存も難しい。
でもちゃんと知れば、旬の果物をもっと楽しめるし料理でも使えるんです。

実は、そんな夢を叶えるために、現在店舗を建築中です。
そして自分自身ももっと果物の勉強をして、美味しい果物を
提供できるように精進していきたいと思います。
年内には、食べるだけじゃなくて、見ても楽しめ、体験できる果物屋が
完成する予定なので、楽しみにしていてください!

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きらきらと、構想をお話してくれた成瀬さん。取材中にも、お店の前を通る人から
「げんき?」「今日のお薦めは?」とよく話しかけられていました。

「小さい頃からこの店にいるんで、商店街には
 お父さんお母さんがいっぱいいるんです」

ほんとうに、みんなから愛されているお店なんだなあ、と感じました。
地元商店街の人も、面白いとフルーツパーティに来てくださるそうです。
そして、成瀬さんの行動には店を盛り上げていくことで
商店街全体が盛り上がっていってほしいという想いがあります。

果物屋内ではきっと"異端児"の成瀬さん。
二代目であるお父さんは、どう思われているんでしょうか。
こっそりお話を聞いちゃいました。


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私たちは、果物屋は店でお客さんを待っているのが普通だと思っていたので
大輔の、お客さんの元に自ら行くという考え方は新しくどんどんチャレンジして
いってほしいと思います。商店街にいたら、狭い世界のことしかわからない。
店は俺が守っているから、外に出て行って、人と出会って、やりたいことやって、
失敗したら戻ってくればいい。私は二代目として、親父がゼロからつくった店を
守るのに必死でした。当時は毎日寝る間もないくらい忙しくて「もうお客さんこなくていい!」
と思ったほど。でも今は果物をスーパーでも買えるようになったので、
何かオリジナリティを出さなくてはいけない。そういったときに、
大輔の友人に恵まれる力や行動力には期待したいですね。

ただ、市場ではまだまだ俺のほうが上。
もっと果物のことを叩き込んでいきます!


あまおうを包みながら、2人を見守るお母様も素敵な方でした。

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フタバフルーツには、チャレンジする熱気と、人のあたたかさが
あふれていました。気になった方は、都立家政のお店と
フルーツパーティ、両方に行ってみることをお勧めします。
果物がいまよりもっと、好きになるはずです。

フタバフルーツの成瀬ご一家様、ありがとうございました!

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<お知らせ>


長い冬も終わり、一気に生命の力が爆発する春。桜もちょうど見ごろな
最初の木曜日4月1日に春の訪れを告げるフルーツと共に
Viva La Fruits TOKYO FRUITS STYLE @ SMOKEが開催されます!

私ももちろん行く予定。詳しい情報はこちらからどうぞ!

日時:2010/04/01(THR) OPEN18:30 START19:00 CLOSE23:00
会場:表参道 SMOKE Bar & Grill
料金:¥2000 with 1Drink & FREE FRUITS!!
    (fruits time19:00~22:00) special cocktail is prepared!

フリーフルーツ。夢のようです。

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<今回ご紹介させていただいたお店>

フタバフルーツ


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