ココロザシ勝手に応援団

LOVE CAKE PROJECT  

02.03.2010

昨年12月、クリスマスの頃。7名のパティシエから
1人ぶん(1ピース)足りないホールケーキが販売されました。

このケーキ、ひとつ購入するごとに足りない1ピース分のケーキのお金が、
世界の飢餓、貧困、災害、紛争に苦しむ子どもたちを支援するNGO「ワールド・ビジョン・ジャパン」
を通して世界の子どもたちの食糧援助に役立てられることになります。

私はこのケーキを見て心がほっこりあたたかくなったのと同時に
飢餓で苦しんでいる子どもたちが沢山いるという現実をあらためて思い出しました。

今回のココロザシ勝手に応援団は
そんな素敵な「LOVE CAKE PROJECT(ラブケーキプロジェクト)」のご紹介です。

ワールド・ビジョン・ジャパンの今村さんに、お話を伺ってきました。

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もっと多くの人たちに
世界の子どもたちのことを、知ってもらいたい。

ケーキは、食べる人を幸せにします。
その幸せな気持ちを、厳しい現実を生きる世界の子どもたちとも
分かちあうことができたら―
そんな想いから、「LOVE CAKE PROJECT」は生まれました。

アイデアのヒントになったのは、ワールド・ビジョン・ジャパンに深く関わられているという
ある方が学生だった頃、学校で行われていた「おにぎり弁当の日」という取組み。
賛同する人は、お弁当におにぎりだけを持って行って
普段のおかずの分を、途上国の子どもたちに寄付をするというものです。

この「幸せをおすそわけする」という気持ちで
何かできないかと考えたときに、1ピース足りないケーキの分のお金が寄付になる
というアイデアが生まれてきたそうです。

3500円のケーキで、1ピースが350円の場合
350円が寄付されることになります。(写真:クール・オン・フルールのラブケーキ)

「ケーキの箱をあけたとき、1ピース足りなかったらびっくりすると思います。
そこから会話が生まれて、いま同じ食卓にはいないけれど
大切な子どもたちが世界にいるということを想像してほしい。」
このケーキには、そんな想いが込められています。

"パティシエならではの手助けをしたい"
そんな気持ちから生まれたケーキ。

いざ「LOVE CAKE PROJECT」の構想は固まったものの、問題はここから。
協力してくれるパティシエさんを見つけなければいけません。
ましてや時期はクリスマス。全国のパティシエさんが忙しい時期なので
一緒にやってくれる人を見つけるのは大変だったそうです。

「日本人たちと、世界の人たちをつなぐ架け橋になってほしい」。
そんな想いで様々な方に協力をいただきながら交渉をつづけた結果、
著名な7名のパティシエ有志が参加してくれることになりました。

<参加していたお店はこちら>
http://www.worldvision.jp/involve/lovecake2.html

「私はケーキを通して日本の子どもたちに幸せをあげたいと思って
 この仕事を選んだ。LOVE CAKE PROJECTを通して、幸せを
 日本の子どもたちと同時に、世界の子どもたちに届けられるんだったら是非参加したい」
というパティシエさんもいたそうです。

ケーキ屋さんから、あなたにHAPPYを
あなたから、世界の子どもたちにHAPPYを。
そんなイラストが描かれたカードが店頭におかれていました。


1人1人が気がついて
ちょっとでも声をあげることが大切

現在、3秒に1人、年間880万人の5歳未満の子どもたちが
マラリア・下痢・はしかなどの防げる病気で亡くなっているそうです。
マラリアの薬はわずかな金額で買えるのですが、
途上国では一家にとって月収になるくらいの負担であることも。
子どもたちが苦しんでいても、助けられずに餓えや病気の中で見守るしかできない
母親がたくさんいるのです。

そんな中、自分ができることって一体どれくらいあるのか悩んでしまいます。
でも、1人1人が世界の現状を知っていて、どんなに小さなことでも
行動することによって、現状は変わってくるでしょう。

現に、国際機関や世界各国の取り組みにより、
2000年には1200万人の子どもたちが亡くなっていたのが
880万人にまで減ったそうです。

"まずは、世界の子どもたちのことを知る"ことが大事。
昨年の12月はLOVE CAKE PROJECTを通して
そういった現実を考え直した方もいるのではないでしょうか。

日本全国から
ハッピーの連鎖が生まれるように。

今回は初めてということで、東京近郊のパティシエさんに参加して
もらったが、地方からの「購入したい」という声も多く寄せられたため
次回からは、色んな土地での展開も考えているそうです。

「パティシエさんが「参加したい」と言ってきてくれたり
ブログで、おうちの団らんの様子を書いてくれている方がいたりと
賛同してくれる人がいることが有難かったです。
次の任務は、支援を確実に子どもたちに届けることですね」と今村さん。

足りない1ピース分の寄付が
食糧不足に苦しむ地域の学校で、誰かの給食になり
健康診断になり、薬になっていく。

ひとつのアイデアから生まれた素敵なプロジェクトが
もっと日本に意識の輪を広げてくれることでしょう。

色々なことに気付かせてくれた「LOVE CAKE PROJECT」。
これからも楽しみにしています。今村さん、ありがとうございました!


【今回ご紹介させていただいた方々】

国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン
http://www.worldvision.jp/index.html?link_id=head01
「LOVE CAKE PROJECT」
http://www.worldvision.jp/involve/lovecake.html


■■おまけ■■

ところで、気になるのは「カットされた1ピースの行方」。
こちらはカットケーキとして店頭で売られたお店もあれば
イートインのケーキとして出されていたお店もあるそうです。
なるほど~!

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