12.23.2009
今日は、オーダーメイドで洋服をつくれるプライベートローブさんをご紹介します。
事業の軸となる商品は、「ワンピース」。
しかも、自分の好きなワンピースをつくれるだけではなく、
つくったワンピースが商品棚に並び、他の人も購入することができるのです。
女性のみならず、彼女や奥さんへのプレゼントにも最適なので男性も必見ですよ!
魅力的な社長に、起業のきっかけや、次なるビジョンも聞いてきました。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
まずは、プライベートローブのオーダーワンピースについてご説明しましょう。
つくり方は2種類。
みんなでつくるワークショップと、オンライン注文があります。
初めての方にオススメなのは、やっぱりワークショップ。
広尾の一軒家のオフィスにて、
実際に寸法を計り、生地を選び、一緒にワンピースをつくります。


きれいな生地がたっくさんあります。

これは、サンプルのワンピースたち。
こんな素敵なワンピースが自分のデザインでつくれちゃうのです!
一方、オンライン注文では、自分の身長や体重を入力し、
WEB上に並ぶワンピースから好きな形と生地を選びワンピースをつくることができます。
このWEB上に並ぶワンピースこそ、みんなが今までにつくったワンピースなのです。
誰かが購入すると、つくった人に手数料がもらえる仕組みになっています。

「首まわりスッキリ効果」「二の腕カバー効果」などからも
ワンピースのデザインを選べます。
価格は、ノースリーブは1.5万円、袖あり3万円、
とっても複雑なデザイン4.5万円と3種類に分かれています。
生地もデザインも自分で選べて、
15000円から自分だけのワンピースがつくれるってちょっといいですよね!
既製品で服を探すのも楽しいけど、
「この素材は好きだけど、Vネックが良かった!」
「このワンピース、長袖なら買うのに!」
という惜しさってありませんか?
オーダーメイドなら、希望通りの形にできます。
それだけじゃありません。
自分だけの体型に合わせてつくるということは、よりキレイに見える服をつくれるということ。
みなさんは、自分がキレイに見える「数字」を知っていますか?
社長の佐藤さんは、好きなラインを数字で把握しオーダーしているとか。
かくいう私も、ライン好き。
自分が華奢に見えるラインがあることに、最近気付きはじめました。
デコルテをどのくらい見せたら、華奢に小顔に見えるのか。
ショルダーの生地の幅がどのくらいだと肩幅が狭く見えるのか。
などなど、自分の数字に合わせた服を着ることで、
もっと魅力的に自分を着飾ることができるんだそうです。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
さぁ、ワンピースに目を輝かせる山陰ですが、
しっかりと取材もしてまいりました。
ここからは、ビジネスの話題へ移ってまいりたいと思います。
私が面白いなぁと着目したのは、
自分がつくった服が商品棚に並ぶというビジネスモデル。
なぜオーダーメイド事業を始めたのか。
そしてなぜこのようなビジネスモデルにしたのでしょう?
代表の佐藤さんに伺いました。
話は、「社長18歳の夢」からスタートです。
●「社長」とは自由な職業だと思った。
「お花屋さんになりたい」「パン屋さんになりたい」
そんな気持ちと何ら変わらず、佐藤さんの夢は18歳の頃から「社長になること」でした。
「人の指示で何かやるのは苦手かも・・・、自由に自分の好きなことをしたい。
それは社長なのかな?」
職業の選択肢がまだ少ない18歳ならではの夢でしたが、
佐藤さんは一切ブレることなく貫きます。
就職するときも、起業するにはまず営業力が必要と、
大手ではなくベンチャーを選び新規開拓営業を経験。
その後2社を経て27歳のとき独立。
30歳のときに事業の基盤を築くことを目標としていた佐藤さんは、
3年の猶予期間をとり、独立のタイミングを27歳と決めていたそうです。
● 「オーダーメイド」で
インタラクティブな物の流れを生み出す。
では、何で起業するか。
コンピューター関係の営業をしていた佐藤さんは、
情報の流れの変化を実感していました。
それまでの雑誌やテレビからの一方的な発信ではなく、
いろいろなところで情報がカスタマイズされる、インタラクティブな情報発信。
「情報の流れが変わるなら、物の流れも変わるのではないか」
「じゃぁ、インタラクティブな物の流れとは一体何なのか?」
そう考えた佐藤さんは、「オーダーメイド」というひとつの答えを出します。
「今年は紫が流行りますよ」と自らが流行を決め、
雑誌に広告を出し、紫の物を売る。そういった一方的なものではなく、
お客様の欲しい服をオーダーメイドで提供し、
さらにはお客様同士でつくった服を購入し合えるような仕組みにしたい。
たとえば「ワンピースにポッケがついてるものってあまりないけど、
わたし小銭ジャラジャラ入れるし、ポッケほしいのよね」というお客様。
たとえば「二の腕の太さを隠せて、全体的に華奢に見える服がほしいわ」というお客様。
そんなお客様からの要望を反映した商品をひとつひとつ作り、商品棚に並べていく。
同じような悩みをもった人も買い求められるように。
デザイナーを抱え、デザイナーに何万円という価値がつくのではなく、
お客様主体のタグのつけ方をしていきたい。
まずは、スーツとシャツのオーダーメイドから始めた佐藤さんでしたが、
今年7月から新たなに事業の軸として「ワンピース」をスタート。
その噂は口コミで広がり、18歳〜70歳(!)という広い客層から
愛されるサービスへと成長中です。
佐藤さんいわく、まずはワンピースという一番キャッチーなアイテムで、
オーダーメイドという習慣をみんなに知ってもらってから、
スカートやパンツ、コートなど、
いろんなアイテムを横展開していきたいと考えているそうです。
_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
いやー本当に楽しみです!
ちなみに、さらなるビジョンを佐藤さんに伺ったところ、
のちのちは、プライベートローブを卒業して、新たな事業を起したいとのこと。
その内容は「バイオ系」!
佐藤さんの趣味は、「分子生物学」だそうで、
友人と「バイオ部」なる部活動もしているそうです。
そんな佐藤さんの人生を串刺すものは「自由と自立」。
「好きなことをやって、自分の足で立っていたい」というお言葉が印象的でした。
美しいそのお姿からは想像できないぐらい、
人生を優雅にアクティブにエンジョイしてらっしゃる社長様。
私の憧れとなりました!(最後はイチ女子としてのただの感想でした。笑)
【今回ご紹介した企業】
プライベートローブ株式会社
http://www.privaterobe.jp/