12.27.2010
今宵も「志半ば」へやってきた2人。
いつものように騒ぎ出すかと思いきや…
どうやら今日は様子が違うみたいです。
2人の会話に耳を傾けてみましょう。
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山・吉:カンパーイ!
吉:いやー。山陰さんがまさか会社を辞めるとは思いませんでしたよ。
山:だよねー。自分でもびっくりですよ。
吉:あらためて聞きますけど、なんで辞めようと思ったんですか?
山:う~ん。
目の前に越えなくちゃいけない壁はたくさん見えてるんだけど、
どうにもこうにもで、いっそ逃げるかと思って(笑)それも全力で?
吉:わかるような、わからないような。
山陰さん今4年目ですよね。
時期的にもそのあたりは辞める人が多いって聞きますしね。
山:その部類に見事に入ってしまったことが悔しくもあるけど(笑)
ええ、それが現実ですな。
次の壁を乗り越えるには肉体的にも精神的にも辛かったんだよね…
吉:すんません。
いきなり暗い話になっちゃいましたか…
山:ぜんぜん!もういっろいろ考えたから後悔はないし、
むしろこれからの人生が楽しみになってきたぐらい。
もちろん不安のほうが大きいけど。
吉:不安って?
山:わたし、中学からこの仕事就きたかったの。
前にも話したけど、広告めがけて一直線で、
他に好きなものとか考えたこともなかった。
ずっとこの仕事で生きてくと思ってたしね。うん。
だから、これからどうして生きていくのかなと、
何をやりがいにするのかなと。お先真っ暗感が否めなかったよね。
でも辞めるわけよ。もうそれは体が教えてくれてる感じもして。
自分の中で決定事項になってしまった。
だから最初は不安で不安でしょうがなかったけど、ゆっくり考えてく中で、
逆に、今からどんな道を歩いてもいいんだなって、
何にでもなれるんだなと思えたらぐっと楽しみになってきたんだよね。
吉:へぇ〜。我々は働き過ぎですからね。健康は一番大事ですよね。
でも山陰さんは、なんだかんだ言いながらこの仕事が好きだと思ってましたけど。
山:それは、好きなんだと思うよ!
また遠い将来には同じ仕事してるかもしれないし。
でも今は、ともかく一回離れようと思っただけ。
吉:なんだか寂しいですね。

山:でもさぁ、この悩んだ半年間ぐらい?
今までの人生で一番辛かったね。
なんでこんなことになったんだろうって。
自分の暗い部分にも向き合わざるをえない、って大げさだけど本当に。
それがスッキリした今では、人生で一番大事な時間だったと思えるよ。
考え方もほんっとに大きく変わった気がするし。
吉:確かにそうなんですよね、山陰さんの顔がスッキリとしてるんですよ。
山:最近よく言われる(笑)
ゾンビみたいな顔して仕事してたからな。あはは。
やっぱさぁ、25歳ってなんかあるかもね。節目的な。
「R25」が創刊された理由がよっくわかった半年だったわ。
吉:あははは。
山:この前駅でみつけたんだけど、
「ふしぎ発見」が25周年だったらしくて大きな広告があってね。
そのコピーが秀逸だった!
吉:なんて書いてあるんですか?
山:ちょっと待って、写メ撮ってるから。
えっと…
「25歳は面白い。
大人と言われながらも、社会では未熟な年齢。
自分の生き方に確信が持てなかったり、納得いかないことに悩んだり。
25歳にとって、まだまだ社会は謎ばかりです。」
その通りだよね。うむうむ。
吉:確かに。

山:それにしてもさ、吉村。
吉:なんですか?
山:人生って思い通りに、描いた通りにはいかないものなんだね。
そんなこと考えたこともなかったよ。
ということは、私の今までの人生、思い通りに進んでいたんだろうね。
すごいことだなぁ。
だからこれまでの人生に感謝しつつ、これからは第二の人生を歩むとするよ。
吉:なんか、定年退職したおじさんみたいな口ぶりですね。
山:また言われた!それも最近よく言われる(笑)
1年目から担当してた企業の社長からも言われたよ。
その人も70近いんだけどさ。
「そこまでやったから次に行けたんじゃない?」って言われて、
妙に納得したなぁ。まだ4年目のペーペーのくせになぁ。
吉:山陰さんずっとフルスピードで走り続けてますもんね。
山:ブレーキをしらないから、消耗が早いんだよね。
社会人としては失格だねぇ。
吉:で、次は何をするんですか?
山:それがなんも決めてませーん(笑)
吉:いいんじゃないですか。まずはゆっくり休んで。
山:そうだね、骨を休めつつ…
今んところ興味があるのは、スペイン留学なんで、
その勉強と準備を…
吉:え!?スペイン??
いきなりぶっとびましたね。山陰さんらしいというか何ていうか。
あ!もしかしてそれで今日スペイン料理ばっかりオーダーしてるんですね!
わかりやすい人だなぁ。
山:まずは空気づくりからですよ。スペインを身近にしないと!
もうさ、この際、興味をもったものは何でもやればいいかなと思って。
それにスペイン語ってすごく響きがいいんだよ。巻き舌でラテンって感じ。
人も陽気だし、ガウディも好きだし。
あとはー、第一次産業も興味あるよ。
吉:農業!?
山:いや、酪農がいいかなー。牛スキ!馬もスキ!
といっても、とても大変なお仕事だという話は聞いているので、
これは短期バイト程度かもしれないけど。
吉:ぜひ牛と一緒に写真を撮って送ってください。
山:了解です。
わたし思うんだけど、
それこそ定年退職した人が「第二の人生」とか言うじゃない?
たいてい二番までしかないのよね、人生って。
でもさ、わたしは第十五の人生ぐらいまでやりたい。
吉:なんじゃそら!
山:第一の人生は、広告だったでしょ。
で、第二の人生は、スペインだとして。
第三の人生は、たとえば酪農。
う〜ん、第四以降はまだ未定だけど、
そのとき興味もったものに全力で挑むと。
完全燃焼しないときっと次の人生は始まらないと思うので、
そこは頑張るよ、わたし。
吉:いつまでも全力疾走なんですね。

山:あ、でもね。第二の人生が結婚生活でもいいよ。
それならスペインも酪農も何もしなくていいや(笑)
吉:賛成です!きっとその方がいいです!
ん?ということは…
あれだけ言ってた「情熱大陸」出演はどうなるんですか?
もう諦めちゃうんですか?
山:誰がそんなこと言った!もちろん出るよー!
そうだな、第十三ぐらいの人生で出れんじゃない?
吉:確かに、十三までいけば、なんらか出れそうですね(笑)
山:だいたい人生なんてどうなるかわからないんだから、
今どんなに考えてもきっと全然違う人生になってるよ。
何でもいいけど、たのしく過ごせればいいや。
吉:なんかすっかり開き直ってますね。でも、いいと思います!
山:というわけで、わたしは奔放に生きてみることにするよ。
とりあえず関西の実家に帰って、留学費貯めるし、
その間も、全国各地でバイトしたりしてると思うの。
だから、吉村!
吉:な、なんですか。いやな予感。
山:応援団よろしくね!
吉:………。
満面の笑みで言わないでください!
もー、山陰さんってばなんて無責任な人なんでしょう!
世界戦略室も、貯金箱つくったばっかりなのに。
山:だからそれはほら、わたしスペイン行ったら、
現地からリポートしますよ。
吉:はいはい、わかりましたよ。
山:ごめんって吉村ちゃんー!
お土産いっぱい買ってくるからさー
吉:はいはいはい、わかりましたよ。
山:生ハムでしょ、ワインでしょ、
いっそイケメンのスペイン人を連れて帰ってこようか?
吉:けっこうです!
せいぜい頑張ってください!
山:グラシアス!ヨシムーラ!
では!話もまとまったところで!
ほら、グラスもってもって!
いきますよー
では、山陰さちの前途を祝してー
カンパーイ!
吉:…カンパーイ。
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応援団を吉村に(無理矢理)任せて、次の道へと進む山陰。
いったいどんな人生になるのやら。
まさに人生半ば、志半ばである山陰、今後の活躍に期待することにしましょう。
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